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a man using cellphone

自分の家の自分の部屋で楽しむ分には問題はないが、公の場で出すにはちょっとはばかりがある。そういうものはある。たとえば自分の陰部は街中で不用意にさらすべきものではないし(ちょっとした犯罪である)、エロビデオを野外上映会で上映したりしてはいけない(これも何かしたの犯罪になりそうだ)。あるいは、裏風俗について書かれた雑誌を広げるのも、どちらかというとアウトの部類に入るものといえるだろう。これは犯罪かどうかというよりも、良識的かどうかという問題だ。
もちろん何だかんだときれいごとをいったところで、裏風俗というものに知っているからといって何か誇れるわけではない。それはどちらかといえば社会の中心ではなく周縁に属するものだ。そして良識的な行動というのは、「周縁に属するものを中心で堂々と出さない」ということでもあるのだ。

ゴチャゴチャ回りくどく書いたが、要するに裏風俗について特集した雑誌をバサッと広げて電車に乗ったりすることはできないということである。
してもいいが、電車などは子供も乗っていることだし、いい大人としてはやっぱり慎むべきだろう。
しかしここで、電子書籍版の雑誌が登場することで話が変わってくる。電子書籍を読むということは、外から見れば手のひらサイズの機器を持ち、それに目を落としている感じである。パッと見た限りではメールをチェックしているか、気温をはかっているのか放射線量をチェックしているのかわからないが、少なくともそれは「怪しい行為」ではない。たとえば裏モノJAPANや俺の旅といった雑誌を読むようには見えない。
しかし、その手もとでは見ているのだ!
と、このようなことが可能になっているのである。